ソウシチョウに巡り合う
2017-02-20


 雑木林の真ん中で休憩していると、近くの地面で小さな音がします。枯れた葉っぱの音です。ザッ、ザッと大きな音ならシロハラかツグミあたりでしょうが、もっと小さな生き物に違いありません。そっと音のする方に体をひねってみると、ソウシチョウがいました。「相思鳥」と書きます。だいぶ離れています。
 とにかく動かないようにしてカメラを構え、シャッターを切りました。ぱっと地上に降りて、また舞い上がります。4羽ほどが入れ代わり立ち代わり姿を見せました。
 手元にある野鳥図鑑でソウシチョウは「かご抜け鳥」として巻末に小さく紹介されています。中国から輸入された鳥が、かごを抜け出て繁殖した鳥です。自力で中国から渡ってきた鳥なら野鳥になりますが、人工的に運ばれた鳥は野鳥に分類されません。ワカケホンセイインコ、ガビチョウなども「かご抜け鳥」です。もちろん、鳥に責任はありません。
《Panasonic Lumix-G7 + 100-300mm》
 
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[写真]
[ソウシチョウ]

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