夕方、黒目川を歩いたら、足環をつけたタシギに遭遇しました。
実は、アオサギが魚を銜えるシーンを狙っていました。ファインダーから目を離し、肉眼でアオサギを見ると、その背後に歩いている鳥がいました。シルエットだったので色はわかりませんでしたが、その形からタシギかもしれないと判断。アオサギはそっちのけで、タシギの写真を撮ることにしました。
ところが、草の陰に入ってしまい、体の一部しか見えません。警戒しているようです。動けばわかる位置を確保しながら、距離をとりました。しばらくすると、体全体が見えるところまで出てきてくれました。左の足にブルーの標識をつけています。番号も読めます。右足には足環がついていました。調査対象の鳥のようです。なるべく標識がわかるように撮ってみたのですが、足環がしっかり読める写真にはなりませんでした。
この時期に黒目川でタシギを見たのは初めてです。だいたい1月から2月にかけて見るのが普通です。今季も1羽だけ見ました。タシギは旅鳥。足環をつけたタシギは、移動の途中に立ち寄ったのかもしれません。明日も探してみますが、見ることができるかどうか。
写真と情報を山階鳥類研究所に送りました。
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