東久留米みてある記
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カルガモのひととき
2014-04-15
黒目川の岸辺には、散ってしまった桜の花びらが残っています。桜の木がつくる木漏れ日が岸の花びらに当たって、ちょっとばかり印象的でした。カルガモがやってきてくれたので、動きが出ました。
桜が満開のころ、宮部みゆきの『天狗風』という作品を読んでおりました。女の怨念がもののけ(天狗)となって若い女性をかどわかす話。もののけがつくる妖気あふれる世界は、桜の園でした。
カルガモと桜の取り合わせでは、妖気は感じられませんね。
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