黒目川で久しぶりにコサギを見ました。水田に水が入り、田植えが始まることになると、コサギたちの姿が消えます。1羽か2羽ほどはいるのですが、見る機会がぐっと減ります。秋になると少しずつ増えはじめ、年末から年明けにかけて群れるようになります。
この時期コサギを見たら、狙いはただ一つ。赤く色づいたオイカワをコサギがくわえるシーンを撮ることです。私の期待どおり、コサギが川の真ん中で魚を追いかけています。もしかすると、いい写真が撮れるかもしれない…。
ところが、コサギは移動するたびに岸に寄っていき、垂れた葉っぱの奥を覗き込んでいます。よくない展開です。岸はザリガニかドジョウの可能性が高くなります。コサギが嘴の水の中に突き刺しました。魚をくわえています。だが小さい! パクッと一口で飲み込んでしまいました。黄色がかった魚でした。残念、カワムツのチビでした(1枚目の写真)。カワムツも岸に寄ったところにいるそうです。
次に嘴を突き刺したときは、ドジョウだかミミズだかわからないものをくわえていました(2枚目の写真)。ポトンと水に落としてまたくわえる。またおとしてくわえなおす。それを数回繰り返したところで、捨ててしまいました。初めからダラリとしていたので、食べない方がいいと思ったのかもしれません。
3枚目、4枚目は、魚を狙う姿です。
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