やっと撮れたコミミズク
2012-01-10


 3度目の正直といいますが、3度通ってやっと数枚の写真が撮れました。埼玉県で撮った写真です。行くたびに強風にたたられて、コミミズクが飛んでくれません。3度目も風が強めで、あきらめかけていました。雲に遮られた太陽が水平線に消えかけるころ、残照のなかをコミミズクが舞ってくれました。
 コミミズクは全長38センチ、羽を広げると99センチ、フクロウ目フクロウ科の鳥です。全長50センチのカラスよりは小さいです。冬鳥として日本にやってきます。草地をねぐらにしていて、夕方から活動を開始します。ネズミを餌にするので、地面を見ながら低空で飛びます。「冬枯れの川原をふわりと飛び回る中形のフクロウ類」と説明している図鑑がありました。
 漢字で「小耳木兎」と書きます。『野鳥の名前』とう図鑑によれば、耳の小さな木兎(ずく)という意味です。といっても実際の耳ではなく、耳のように見える羽毛(羽角という)をいいます。「ズク」はフクロウ類の一部をさす名称だそうです。
禺画像]

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