電気の供給が逼迫しているため、各地で節電がおこなわれています。駅のエスカレーターも止まっているところが多く(写真上、西武線東久留米駅)、ほとんどの店が照明を落としています。電車の券売機もいくつかが止まっています(写真中、JR池袋駅)。それでも電車が動いているので、不自由はしません。無秩序に電気を使いすぎていたのではないか。これまでの生活を振り返る機会になりました。家でも電気を使わないようにしています。電気の逼迫状態は当分続くので、生活を見直す機会としたい。「写真下」は、新宿にあるデパートのディスプレーです。
東京電力福島第1原発の事故は、想定外の被害にあったからとされています。「想定外」ということは、問題が発生した場合の対策もなかったことを意味します。想定の甘さや原発の是非は置くとして、考えられる手段を総動員して冷却につとめているのが現状だと思います。原発のなかで不眠不休で働いている東電の人たちを含めて、対策にあたっている現場の人たちの不安と疲労はいかばかりか。
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