黒目川で10羽ほど群れているコサギを見ていると、春めいてきたことを感じます。夏羽の特徴が出てきているからです。
「写真上」のコサギは、頭の後ろから白い紐のが垂れ下がっています。「冠羽(かんう)」という飾り羽です。夏羽の特徴の1つです。たたんだ羽にふわっとした部分がありますが、これも飾羽で、冬は目立ちません。嘴の付け根が黄緑色になっています。この部分の色の変化も楽しみで、だんだん濃くなっていきます。水色が出るコサギもいれば、ピンクになるコサギもいます。嘴の付け根がピンクになるコサギは、指も黄色からピンクになっていきます。これらは、繁殖期の変化でもあります。
「写真中」のコサギは、ふわっとした飾り羽がきれいですが、冠羽は出ていません。
「写真下」のコサギは、あまり変化が見られません。
これらの変化がオスとメスとではどう違うのか。私には、まだわかりません。サギ類は、オスとメスの違いがさっぱりわからないので、困っています。
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