今朝9時半前、ドバトの交尾を見ました。寒風にさらされながら、お熱い2羽をとくと拝見させてもらいました。
土手の石垣で数羽のハトたちが日向ぼっこしていました。橋の上から数枚、写真を撮りました。そのうちの2羽が飛び立って、対岸のコンクリートの上に舞い降りました。ここまでは、ごく普通のうごきです。私の感心は、ヒドリガモにあったので、そちらの動きをファインダーで追うことにしました。カモさんもいい動きをしてくれないので、ファインダーから目を離し、何気なくハトを見ると、あららっ、おかしな動きをしているではありませんか。身を乗り出してレンズを向けました。
色の黒いハトが自分の嘴を白いハトの嘴に突っ込んでいます。目を細めちゃったりして、ただごとではありません。こんなことを10〜150秒ほど続け、2羽は離れました。黒いハトが姿勢を低くしました。ああ、そういうわけなのね。上に乗ってほしいんだ。案の定、白いハトが乗りました。5秒ほど乗ったまま体勢を整えて、白いハトが羽ばたきました。バランスをとっているのか、交尾そのものなのか、よくわかりませんでしたが、白いハトは何回か羽ばたいて、下におりました。2羽のハトは目と目を合わせたりしていましたが、すぐに飛び去りました。
ネットで調べてみると、交尾にまちがいなさそうです。時間は、せいぜい20〜30秒くらいでしょう。下になった黒いハトがメスで、白いハトがオス。メスが自分の嘴をオスの嘴に入れる、という説明もあったので、私が見たことと一致しています。
実は、1月4日に
ドバトがキスしている写真を紹介しています。このときは、交尾がおこなわれなかったので、「きっと愛情表現に違いない」と推測しました。この真冬に、あちこちで交尾しているんでしょうか。春先からならわかりますけど…。
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